Home>ニュース

ニュース

RSS Twitter Facebook

名フィルが6月17,18日にブリテンとアデスを演奏

2011年 6月17日付

6月17, 18日に愛知県芸術劇場でおこなわれる名古屋フィルハーモニー交響楽団第381回定期演奏会で、ベンジャミン・ブリテンの《シンフォニア・ダ・レクイエム》とトーマス・アデスの《ヴァイオリン協奏曲『同心軌道』》が演奏される。指揮者はダグラス・ボイド、ヴァイオリン協奏曲のソリストは松山冴花。
 《シンフォニア・ダ・レクイエム》は、日本政府の依頼により皇紀2600年奉祝曲として1940年に作曲し、日本にスコアが送ったものの諸事情により演奏されなかったという曰く付きの作品。現在は、《戦争レクイエム》などと並びブリテン屈指の人気作品となっている。そのブリテンの再来と言われ、作曲家、ピアニストとして活躍しているアデスは欧米では絶大な人気を誇るものの日本で紹介される機会はまだそれほど多くはない。今回の定期演奏会は、イギリスを代表する新旧2人の作曲家の作品を聴くことのできる貴重な機会といえそうだ。

演奏会の詳細(名古屋フィルハーモニー交響楽団のウェブサイト)
https://www.nagoya-phil.or.jp/concerts/2011/c_381.html