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細川俊夫《雲と光》ザールブリュッケンで6月1日に世界初演

2008年 5月13日付

細川俊夫の新曲、笙とオーケストラのための《雲と光》が、6月1日にドイツのザールブリュッケンで、宮田まゆみ(笙)とペーター・ヒルシュ指揮ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送交響楽団により世界初演される。ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送交響楽団とパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)による共同委嘱。
 細川俊夫は、ザールラント放送(SR)の主催により5月29日から6月1日までザールブリュッケンでおこなわれる「ムーヴマン現代音楽祭2008」のコンポーザー・イン・レジデンスとして招待される。音楽祭期間中、新曲の《雲と光》の他、《箏歌》《線I》《線VI》《雲景・月夜》《鳥たちへの断章II》《さくら -オットー・トーメック博士の80歳の誕生日に-》《時の深みへ》《沈黙の花》《スロー・モーション》《夜の響き》《夜》など、80年代前半から今日までに書かれた10曲以上の室内楽作品が演奏されることになっており、細川俊夫の作曲活動を俯瞰する内容となっている。
 《雲と光》は7月12日、13日にパシフィック・ミュージック・フェスティヴァルにおいて、宮田まゆみ(笙)と準・メルクル指揮PMFオーケストラにより日本初演される。


ムーヴマン現代音楽祭2008 (ザールラント放送のウェブサイト)

演奏会の詳細:
5月30日 ザールブリュッケン市立ギャラリー (17:00- )  
5月30日 ザールブリュッケン音楽大学ホール(19:00- )
5月30日 ヨハネス教会 (22:00- )
5月31日 ハルベルク放送局
6月1日 コングレス・ハレ

パシフィック・ミュージック・フェスティヴァル(PMF)のウェブサイト