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細川俊夫《トリオ》世界初演

2013年 9月 4日付

Toshio Hosokawa © Kaz Ishikawa

フランスのストラスブールで開催される現代音楽祭「フェスティヴァル・ムジカ2013」において9月22日、細川俊夫による新作、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための《トリオ》の世界初演が行われます。演奏は、マドリッドを拠点にスペインを代表する室内アンサンブルのひとつとして活躍しているトリオ・アルボス。《トリオ》は、スペインのBBVA財団の委嘱により2012年に作曲され、トリオ・アルボスに捧げられています。

「ピアノ三重奏という極めて19世紀的な西洋の音楽世界(シューベルト、シューマン、ブラームスの傑作による音楽世界)から離れて、どのくらい独自の東洋的世界が創れるだろうか、というテーマをもって作曲した。」と、作品について述べる細川。

同コンサートでは他に、ジョルジュ・アペルギス、ミカエル・ジャレル、イヴァン・フェデーレらの作品がトリオ・アルボスによって演奏されます。音楽祭は9月22日から10月5日まで。


細川俊夫《トリオ》
ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための

[世界初演]
2013年9月22日 11:00開演  Salle de la Bourse
トリオ・アルボス
http://www.festivalmusica.org/manifestation/voir/1436