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細川俊夫《開花 II》 準・メルクル指揮で日本初演

2013年 7月 1日付

© Kaz Ishikawa

7月6日、水戸芸術館コンサートホールにおいて、細川俊夫作曲、室内オーケストラのための《開花 II》(2011)日本初演が行われます。作品は弦楽四重奏のための《開花》(2007)を室内オーケストラのために編曲したもので、2011年エディンバラ国際フェスティバルの委嘱により作曲、同年8月にロビン・ティチアーティとスコットランド室内管弦楽団の演奏で世界初演が行われました。

今回の日本初演を手がけるのは、準・メルクル指揮、水戸室内管弦楽団。メルクルはこれまでに《月夜の蓮》世界初演(2006年・児玉桃、北ドイツ放送交響楽団)、《循環する海》日本初演(2007年・フランス国立リヨン管弦楽団)、《星のない夜?四季へのレクイエム?》日本初演(2012年・半田美和子、藤村実穂子、NHK交響楽団)、《夢を織る》日本初演(2012年・NHK交響楽団)など、重要な細川作品を数多く指揮しており、細川が深い信頼を寄せる指揮者のひとりです。

細川作品の魅力について、メルクルはこう語っています ―

 細川さんの作品は、伝統的なヨーロッパのオーケストラのスタイルを用いて、日本的な感覚や思考の探求を行っており、とても魅力的です。そして、彼は、たとえば風鈴のような、幾つかの伝統的な日本の音具を細心の注意を払いながら、オーケストラの中に導入しています。
 彼の音楽の際立った特徴のひとつは、音が鳴っている状態と無音の状態との境界、いわば「静寂」の探求にあります。彼のすべての作品が、この領域から始まり、そして終結しています。

水戸芸術館コンサートホールATMより転載)

2014年には、この作品を含むメルクル指揮による細川作品のアンソロジー・アルバムが、ナクソスからリリースされる予定です。


水戸室内管弦楽団 第87回定期演奏会
7月6日(土)18:30?/7月7日(日)14:00? 水戸芸術館コンサートホール
http://arttowermito.or.jp/hall/hall02.html?id=1157

水戸室内管弦楽団東京公演
7月8日(月)19:00? サントリーホール
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/20130708_M_3.html