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ファジル・サイの新作《ヴァリエーション》8月4日にドイツで世界初演

2011年 8月 3日付

《ブラック・アース》《トルコ行進曲ジャズ》など、クラシック音楽の既成概念を打ち破るオリジナル作品と、繊細かつダイナミックな演奏により日本でも抜群の人気を誇る作曲家・ピアニスト、ファジル・サイの新曲《ヴァリエーション》が8月4日、ドイツでおこなわれるシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭で世界初演される。

《ヴァリエーション》は2台ピアノと打楽器のための作品で、サイと同じトルコ出身の双子姉妹のピアノ・デュオ、フェルハン&フェルザン・エンダーと、昨年ドイツ・グラモフォンからデビューCDがリリースされたオーストリアの打楽器奏者マーティン・グルビンガーにより演奏される。

サイは、世間に彼の名を一躍知らしめることとなったストラヴィンスキーの《春の祭典》の多重録音で、4手のピアノ作品に対するユニークなアプローチを試みている。今回、自らは演奏者としては参加しないものの、打楽器も加えた自作でどのような鬼才ぶりを発揮するのか、注目の世界初演となる。


演奏会の詳細(ショット・ミュージック(独)のウェブサイト)
http://www.schott-music.com/news/archive/show,5912.html

当社で販売しているファジル・サイの楽譜
https://www.schottjapan.com/publication/shop/composers/say.html

ファジル・サイによる4手版《春の祭典》の演奏をユーチューブでみる
http://www.youtube.com/watch?v=50abK3OljhY

*ファジル・サイのほぼ全ての作品はショット・ミュージック(独)から出版またはレンタルされています。