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新日フィルと群響がブリテンの《ヴァイオリン協奏曲》を演奏

2011年 7月21日付

ブリテンの《ヴァイオリン協奏曲》が7月28日にイザベル・ファウストの独奏、クリスティアン・アルミンク指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団により、また30日、31日には渡辺玲子の独奏、大野和士指揮の群馬交響楽団により演奏される。会場は28日がサントリーホール(東京)、30日がベイシア文化ホール(前橋市)。31日が太田市新田文化会館(太田市)。

若きブリテンの傑作であるこの協奏曲は、近年演奏頻度が著しく増加しており、今回日本の2つのオーケストラが立て続けにこの曲を演奏するのも、偶然とはいえ人気の度合いを示しているといえるだろう。

2013年に生誕100年を迎えるブリテンは、定番の《青少年のための管弦楽入門》や《戦争レクイエム》以外にも優れた作品が数多くあり、世界中でレパートリーの掘り起こしが盛んにおこなわれているが、今年の10月から11月にかけて新国立劇場でおこなわれるブリテン唯一のバレエ《パゴタの王子》日本初演はこの秋注目の公演のひとつ。ブリテンがバリを訪れた際に聴いたガムランからインスピレーションを受けて作曲された作品で1957年にロイヤル・バレエにより初演された。新国立劇場の芸術監督デヴィット・ビントレーによる振付は世界初演で、ブリテン・ファン、バレエ・ファンならずとも必見、必聴の舞台となるだろう。

7月28日の公演詳細(新日本フィルハーモニー交響楽団のウェブサイト)
http://www.njp.or.jp/archives/246

7月30日の公演詳細(群馬交響楽団のウェブサイト)
http://www.e-tix.jp/gunkyo/kk110730.html

7月31日の公演詳細(群馬交響楽団のウェブサイト)
http://www.e-tix.jp/gunkyo/kk110731.html

《パゴダの王子》公演詳細(新国立劇場のウェブサイト)
http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/20000444_3_ballet.html

《パゴダの王子》稽古風景(新国立劇場のウェブサイト)
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/20001550.html

Naxos Music Libraryで《ヴァイオリン協奏曲》を聴く
http://ml.naxos.jp/work/147325

Naxos Music Libraryで《パゴダの王子》を聴く(ブリテン自身による指揮)
http://ml.naxos.jp/album/9.80379-80


当社では、Boosey & Hawkes 及び Faber Music の日本における代理店として、ベンジャミン・ブリテンのほぼすべての作品の著作権および演奏用パート譜を日本国内で管理しています。