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細川俊夫《アラベスク》フルート、ヴィオラ、ハープのための トリオ・トレ・ヴォーチが初演

2018年 4月 2日付

© Kaz ishikawa


マリナ・ピッチニーニ(フルート)、キム・カシュカシャン(ヴィオラ)、シヴァン・マゲン(ハープ)の3名から成るトリオ・トレ・ヴォーチが、4月15日にボストンのジョーダン・ホールで、細川俊夫の新作《アラベスク》の初演を行う。トリオ・トレ・ヴォーチは続く16日にフィジシャンズ大学(フィラデルフィア)でも同作を演奏し、5月にはウィグモア・ホール(ロンドン)での英国初演、8月にはキジアーナ音楽院(シエナ)でのイタリア初演を手がける。

フルート、ヴィオラ、ハープのための《アラベスク Arabesque》(2017-18)は、トリオ・トレ・ヴォーチが、フィラデルフィア室内楽協会、ニューイングランド音楽院、Adele and John Gray Endowment Fund、Elisabeth and Justus Schlichting の助成を得て委嘱した作品。フルートとヴィオラによる2つの曲線が陰陽の関係となって絡み合うようにして音のアラベスクを描き、ハープはそれらが生成される響きの場を生み、支える。作品はトリオ・トレ・ヴォーチに献呈されている。

トリオ・トレ・ヴォーチ Trio Tre Voci は、2010年夏のマールボロ音楽祭で出会った3名によって結成された。これまで北米、メキシコ、欧州の各地で公演を行っており、そのレパートリーには、自身による編曲や、委嘱新作も多く含まれている。トリオによる録音として、ドビュッシー《フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ》を中心に、武満徹《そして、それが風であることを知った》とソフィア・グバイドゥーリナ《喜びと悲しみの庭》という2つの同編成作品を収録した『Tre Voci』[2014, ECM 2345]がある。また、現代屈指のヴィオラ奏者として評価の高いカシュカシャンは、ジェルジ・クルターク《サイン、ゲーム、メッセージ》とジェルジ・リゲティ《ヴィオラ・ソナタ》を収録したソロアルバム『Kurtág / Ligeti: Music for Viola』[2012, ECM 2240]で、2012年グラミー賞の最優秀クラシック器楽独奏部門を受賞している。


細川俊夫
アラベスク
フルート、ヴィオラ、ハープのための
Toshio Hosokawa: Arabesque for flute, viola and harp

2018年4月15日[日]20:00 ジョーダン・ホール(ボストン)世界初演[info
2018年4月16日[月]20:00 フィジシャンズ大学(フィラデルフィア)[info
2018年5月28日[月]19:30 ウィグモア・ホール(ロンドン)イギリス初演[info
2018年8月7日[火]キジアーナ音楽院(シエナ)イタリア初演