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ファジル・サイ《11月の夜想曲》世界初演

2020年 2月 28日付
2020年 3月 10日更新

Fazil Say

photo © Marco Borggreve

ピアニスト、作曲家として精力的に活躍を続けているファジル・サイ Fazil Sayが、チェリストの新倉瞳の委嘱により、新作となるチェロ協奏曲《11月の夜想曲 November Nocturnes》を書き下ろした。世界初演は、3月12日にシンフォニー・ホール(大阪)で行われる日本センチュリー交響楽団の第243回定期演奏会において行われる。チェロ独奏は、委嘱者であり、この作品を献呈された新倉瞳、指揮は飯森範親が務める。

この日の世界初演に続き、3月21日に東京オペラシティで行われる東京交響楽団 東京オペラシティシリーズ 第113回公演においても、新倉のチェロと飯森の指揮で同曲が演奏される。

新倉はサイと親交が深く、近年ではチェロ・ソナタ《4つの街 Dört Şehir (Four Cities)》(2012)をリサイタルで取り上げ、好評を博している。また、飯森は2014年にサイの《イスタンブール・シンフォニー İstanbul Senfonisi (Istanbul Symphony)》を東京交響楽団とともに日本初演し、その後、2016年にも日本センチュリー交響楽団との演奏会で取り上げている。サイの作品に親しい演奏家たちによって行われる今回の世界初演、作曲家の新しい世界がどのように表現されるのか、期待が高まる。

作品は5つの楽章からなる。それぞれEndless Night Nocturne, Solitude Nocturne, Nightwalk Nocturne, Imagery Nocturne, Blue Nocturneと題されており、異なった視点から作品のテーマである夜を描き出す。第2楽章と第4楽章に置かれているチェロのカデンツァも注目に値する。

3月12日の日本センチュリー交響楽団の公演では、2016年に須川展也がサイに委嘱し、東京都交響楽団と世界初演を行った《バラード Ballad》も再演される。サイの色彩豊かな世界が惜しみなく披露される一夜となるだろう。

ファジル・サイ Fazil Say
11月の夜想曲
チェロと管弦楽のための
November Nocturnes for violoncello and orchestra
【世界初演】

バラード
アルト・サクソフォンと管弦楽のための
Ballad for alto saxophone and orchestra

新倉瞳(チェロ) 須川展也(アルト・サクソフォン) 飯森範親(指揮) 日本センチュリー交響楽団
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、当該公演は中止となりました。(2020年3月10日追記)
2020年3月12日(木)19:00 ザ・シンフォニーホール(大阪)
http://www.century-orchestra.jp/concert/no243/

ファジル・サイ Fazil Say
11月の夜想曲
チェロと管弦楽のための
November Nocturnes for violoncello and orchestra
【世界初演】

新倉瞳(チェロ) 飯森範親(指揮) 東京交響楽団
2020年3月21日(土)14:00 東京オペラシティコンサートホール
http://tokyosymphony.jp/pc/concerts/detail?p_id=dtWd84S4ZEU%3D&month=03