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ラウタヴァーラ《ファンタジア》日本初演 アン・アキコ・マイヤースの独奏で

2019年 1月 7日付

Einojuhani Rautavaara / エイノユハニ・ラウタヴァーラ

photo © Maarit Kytöharju-Fimic

2019年2月、兵庫芸術文化センター管弦楽団第112回定期演奏会で、フィンランドを代表する作曲家エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928−2016)の《ファンタジア》がアン・アキコ・マイヤースのヴァイオリン、岩村力の指揮で日本初演される。

ヴァイオリンとオーケストラのための《ファンタジア》(2015)は、ニューヨーク・タイムズをはじめ各紙で絶賛され、いま最も注目を集めるアメリカ人ヴァイオリニスト、アン・アキコ・マイヤースに捧げられた、ラウタヴァーラ最晩年の作品である。同作は、フィンランドを訪れ、ラウタヴァーラから貴重なアドバイスを得たマイヤースによって、作曲家の死後、2017年3月カンザスシティ交響楽団、マイケル・スターンの指揮で世界初演された。

同年10月にはそのマイヤースによる同曲の初録音『ファンタジア』がリリースされ、話題を集めたのは記憶に新しい(アヴィー・レコード[AV2385]/演奏:クリスチャン・ヤルヴィ指揮フィルハーモニア管弦楽団)。ラウタヴァーラの神秘的なロマン性を秘めたファンタジーの魅力を第一人者のマイヤーがどんな演奏で聴かせてくれるのか、日本初演に期待が高まる。

エイノユハニ・ラウタヴァーラ
ファンタジア
ヴァイオリンとオーケストラのための
Einojuhani Rautavaara: Fantasia for solo violin and orchestra 

日本初演
2019年2月15日[金]16日[土]17日[日]各日15:00 兵庫県立芸術文化センター
アン・アキコ・マイヤース(ヴァイオリン)岩村力(指揮)兵庫芸術文化センター管弦楽団
http://hpac-orc.jp/concert/20190215.php