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一柳慧 ピアノ協奏曲第5番&交響曲第8番(オーケストラ版)世界初演

2012年 7月31日付

写真:©岡部好

一柳慧の2つの新作、ピアノ協奏曲第5番「フィンランド」―左手のための―交響曲第8番―リヴェレイション2011―(オーケストラ版)が、作曲家本人プロデュースによる東京都交響楽団の《日本管弦楽の名曲とその源流》シリーズにおいて、8月28日にサントリーホールで世界初演されます。この日の演奏会には、今年生誕100年を迎え、一柳とも縁の深いジョン・ケージの《エトセトラ2》がともにプログラミングされています。

ピアニスト舘野泉の委嘱により書かれたピアノ協奏曲第5番「フィンランド」は、病を乗り越えて精力的に演奏活動を続ける舘野氏への敬意が込められた作品です。舘野氏が日本とともに活動の拠点としているフィンランドには、一柳も深い関わりを持っています。2010年に立ち上げられた「日本・フィンランド新音楽協会」の理事長として両国の音楽交流に尽力し、フィンランドで行なわれる音楽祭にも積極的に参加している一柳。この作品には、自身がそうした活動のなかで感じ取ったフィンランドという国やそこに住む友人たちの印象が反映されていると作曲家は語っています。

交響曲第8番は室内オーケストラ版とオーケストラ版があり、前者は既に昨年12月に東京シンフォニエッタによって初演され、CD(カメラータ・トウキョウ CMCD-28257)も発売されていますが、後者は今回が世界初演となります。昨年3月に起きた大震災以後、一柳は自身の芸術家としてのあり方を今一度問い直し、今後どうあるべきかを、今なお追い続けています。「リヴェレイション2011」と副題を付された震災後の第1作目である本作で、一柳の熱い思いに耳を傾けてみてください。


一柳慧
ピアノ協奏曲第5番「フィンランド」―左手のための―

委嘱:舘野泉
演奏時間:18分
編成:2(II also pic).2.2(II also b.cl)2 - 4.3.3(III also b.tbn).1 - 4perc(xyl/ timp/b.dr/tam-t/cym/s.dr/4tom-t) - strings (14.12.10.8.6)


交響曲第8番―リヴェレイション2011―
オーケストラのための

演奏時間:約26分
編成:pic.2.2(II also E.hn).2(II also b.cl).2 - 4.3.2.1 - 4perc(timp/cym/xyl/vibr/marim/tam-t/b.dr/s.dr/3tom-t/tub.bells/w.b) - pno - strings(14.12.10.8.6)


■ 公演情報
東京都交響楽団第739回定期演奏会Bシリーズ
《日本管弦楽の名曲とその源流―15》(一柳慧プロデュース)
2012年8月28日(火)19:00開演 サントリーホール 大ホール
18:35?18:50 プレトーク:一柳慧+片山杜秀(音楽評論家)
http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/detail/detail.php?id=207

  • ジョン・ケージ:エトセトラ 2 *
  • 一柳慧:《ピアノ協奏曲第5番「フィンランド」―左手のための―》**
  • 一柳慧:《交響曲第8番―リヴェレイション2011―》(オーケストラ版)

舘野泉(ピアノ)**
下野竜也、大河内雅彦*、松村秀明*、沖澤のどか*(指揮)
東京都交響楽団


+++ 一柳慧《交響曲第8番―リヴェレイション2011―》世界初演
https://www.schottjapan.com/news/2011/111201_192715.html

+++ CD『一柳 慧:交響曲 第8番―リヴェレーション2011 室内オーケストラ版』発売
https://www.schottjapan.com/news/2012/120514_152845.html